<   2008年 01月 ( 8 )   > この月の画像一覧

9 一人ではできない

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「お父さんにメールで写真送ったけど見てくれてないみたい」
“I sent the photos to your Dad by e-mail but it seems he hasn’t opened them yet. ”
「あのPC開くのにすごく時間かかるらしいよ、音もうるさいし」
“Dad’s PC takes ages to open files. It also makes a hell of a noise.”
「ウチのは静かだけど起動時だけ、すごい音がするね」
“Our computer is very quiet but it’s very loud when it’s switched on.”
「冷却装置の音だよね」“That’s the fan.”
「PCがアクビしてるみたい」“It’s as though it’s yarning.”
「君みたいに? 君は思い切り大声でアクビするから」 “Just like you? You yarn very loudly.”
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「普段着の英語」ピックアップ

この頃インターネットの仕事が多い。これまで印刷物で宣伝の仕事をしてきたので、最初は紙がモニターになっただけかと思ったけど、やってみると違ってた。たとえば紙をめくるのは人間だけど、モニターをクリックして別のページに切り替えてくれるのは、コンピューターのプログラム言語。つまり情報はいつもPCによってコントロールされてる。情報を面白く読んでもらうのは、どこをクリックするとどの情報を得られるか、といったわかりやすさとセットだ。が、読み手のPC環境はいろいろで相性もあり、「ページが開かない」「文字化けする」「動作に時間がかかる」といったことはいつでも起こりえる。

伝達媒体としての紙には長い歴史があり、確立されたすばらしい前例や実績も多数ある。広告は資生堂、エディトリアル・出版系ではVOGUEのグラフィックデザインとか。だから「こうなりたい」というなんとなくのイメージを持てる。でもインターネットは、見る側の認識力「PCリテラシー」もどんどん変わってる。環境だって、You-Tubeみたいに大量のメモリーの必要な動画や音楽データのやりとりができるようになったり、顧客のニーズも、テクノロジーも日々変わる。回答を求めると複雑なプログラム言語や、データ入力を解析しなくちゃいけない。一人ではできない仕事が多いから、チームの連帯感は増す。

もともとメーカーだから花形は商品開発で、「システム系」なんて周辺部署に過ぎない。チームにはいろいろな会社から移ってきた、個性的で、新しい伝達媒体を扱う好奇心の強い人ばかり。今日は席替えで隣の人が変わり、きのうまでは松浦理英子の話をしてたけど、今日はアラビア語圏の音楽の話をしてる。でもふだんこんな余裕はなくて、毎月100万人が見るサイトの月次の更新をたった数人で完了する月末(今日のこと)、ちょっとだけばかげた話をする余裕がある。
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by nanaoyoshino | 2008-01-31 23:54 | SimpleLife/普段着の英語

8 祖父の背中

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「ペン貸して」 “Have you got a pen?”
「あ、グレアム・グリーンと肉体関係結んでる! あれ、サリンジャーには何も書き込んでないじゃない*2」“Ah! You’re having a physical relationship with Greene but you haven’t written anything in Salinger. ”
「たぶんサリンジャーは、グリーンほど好きじゃないね」 “Probably I like Greene more than Salinger.”
「じゃサリンジャーとは騎士道精神的関係だね」 “Your relationship with Salinger is the code of chivalry.”
「何の話?」 “What’s that?”

*1 physical relationship 「物理的関係」「肉体関係」英語でよく使う。「物理学」は physics 「物理的な」は physical
*2 グレアム・グリーン・・・英国の作家 
  サリンジャー・・・米国の作家

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「普段着の英語」ピックアップ

アン・ファディマンという作家の「本の愉しみ・書棚の悩み」と言う本を読んだ。著者や著者の家族は無類の本好きで、そういった人々の本への、心理的・物理的な愛着について書かれている。

読むうちやはり自分のまわりの本好きの人々を、思い出さずにいられない。たとえばこの著者の父母の書棚に並んでいたという本の多くが、私が子供の頃私の母や姉の書棚にあった。ロアルド・ダール、ロレンス、キルケゴールは母の書棚、中学か高校の頃の姉の書棚にはツルゲーネフ、ポーなど。夫はこの著者の兄のように、本に書き込みをしたり、本がばらばらになるほど何度も読み、本に「自分が読んだ」という痕跡を残す。著者の言葉で「本と肉体関係を結ぶ」*1タイプだ。(本に書き込みなどを一切せず、買った時のままの状態で保存する本の読み方を著者は、本との「騎士道精神的関係」と呼ぶ。)

私自身はどちらかと言うと映画派で、本にこれほどの愛着は全くない。とはいえこの本の「本を食べる」という章で触れらている比喩(たとえば「「本の虫」という表現は、本を実際に食べるチャタテムシなどにたとえているとか)は理解できる。私も好きな本が積まれた机には、ごちそうが並んだテーブルにとよく似た、わくわく感をいだくし、読み終わると満腹感に近い満足感を味わう。

そして私の母方の祖父。祖父を思い出すとき、その姿は2通りしかない。3畳しかない小さな書斎に、茶の着物を着て座る、やせぎすでまっすぐな背中。机の上も机のまわりも、部屋の入り口も本と言うか書類と言うか、紙の束で埋め尽くされ、自分も何かをひたむきに書いていた祖父の背中。うっかり本だらけの書斎に足を踏み入れ、何かを倒そうものなら大声で怒鳴られた。

それと、父母と自家用車で祖父の家へ行く途中立ち寄ったガソリンスタンドで、明るい原色のつなぎを着、風が吹いたら倒れてしまいそうに頼りなく所在なげに客を待っていた、どこか浮世離れしたような、老人の風貌。どちらも祖父だった。祖父は生まれた地方の短歌の編纂を、ライフワークと若いうちから決めていたらしい。出版され、複数の図書館に収められたと聞くが、そのとき祖父はすでに70歳代だったと記憶する。祖父が死ぬまでうちこんだのは、収入になるような仕事ではなかった。

祖父が短歌の編纂にうちこむあまり、母の一家はとても貧しかった。でもお嬢さん育ちの祖母は、自ら働くわけでもなく、一生仕事は持たなかった。不思議に祖母は貧しいことを苦にしているようには、子供心にも見えなかった。裕福な家に生まれたからこそお金への執着が薄かったのかもしれない。祖母は80歳代でなくなるまで、夫の話をすると、あけっ広げに甘く、幸福な恋する乙女の表情になった。

子供の頃祖父の背中はまるで越えることなどできない、私と祖父を隔てる壁みたいに見えた。煙草の煙で白く霞んだ部屋の、真剣な祖父の背中。でも母は自分の父親の生き方を肯定し、賞賛すらしていた。母は貧困のためもあってか中学しか卒業しなかったのに、私の家では難しそうな本や子供向けに母が集めた外国の本などが、書棚を埋めていた。結局はこの祖父の影響が母、姉、私と綿々と受けつがれているのか。


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by nanaoyoshino | 2008-01-29 06:20 | SimpleLife/普段着の英語

7 「動物博士」

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「あれ、ふとんがちゃんとかかってないぞ」
“Oh Dear, you're not tucked properly!”
「かけて!」 “Tuck me in!”
「ほらみろ、プロのふとんかけの仕事だ」
“There, you’re professionally tucked.”
「ありがと、ずっとあったかくなった」 
“Thank you. I’m much warmer now.
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「普段着の英語」ピックアップ

どこのエマウスキャンプだったか、「動物博士」と言うあだ名の男の子と、二人で廃品回収に回ったことがある。私がつけたあだ名だったか、みんながそう呼んでたか覚えてないけれど、動物が大好きで、回った家の庭先に犬がいると必ず仲良くなってた。犬のほうも警戒せず、彼の差し出す手を舐めてなついた。犬の友達になるコツは、こっちから犬の口先にまず手を差し出して、警戒してないことを犬にわからせるといいよと言ってた。全く知らない犬の口先にいきなり手を差しだすのは少し勇気が要るけど、私も彼を真似て手を差しだすと、確かに犬が吼えるのをやめてたように記憶してる。私はいまだに時々これをやってみる。

 「犬身」*と言う小説を読んだ。犬と人間の交流を描いてるんだけど、ちょっと変わってて、人間がある日、犬になって、好きな人間に献身すると言うような話。この小説を書いた作家は、わりと一貫して「性のあり方に決まりはない」と言う風な提案が感じられる話を描いてて、「すべて体のふれあいには、あらかじめ性的快楽の萌芽があるのかもしれない」という描写があったりする。

性的かどうか、はともかく、コミュニケーションの手段としてのスキンシップが、私はとても好きだ。赤ちゃんのときは覚えてないけど、私は両親からのスキンシップの記憶があんまりない。逆に、だからなのかどうか、母や姉妹と一緒のふとんに寝るチャンスがあったときには、すぐそばに親しい人の体温が感じられるだけで嬉しかった。

一般にヨーロッパ人はスキンシップを日本人より重んじる。夫の家族は久しぶりに会うと互いに軽くハグして、左右の頬にキスしあう。フランス人は昨日会ってても、特に女性相手には?そうしてた。私は寝る時は夫の手を握る。夫婦でも寝室は別々のほうが落ち着く、と言う人たちも多い。私も夫と暮らし始めた頃はそうだった。でも最近のように冬のとても寒い日はとくに、誰かのそばで寝るのは、まるで湯たんぽをかかえてるみたいに暖かくて、安心もできるせいかすぐ眠くなる。子犬が親犬に甘えるのとこの感覚は、大きくは変わらない気がする。

*「犬身」 松浦理英子著 朝日新聞社
*エマウス 不用品のリサイクルを行うヨーロッパで著名なNPO

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by nanaoyoshino | 2008-01-25 06:31 | SimpleLife/普段着の英語

6 個人的な妖精談

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「いつかアイルランドに行こうよ」 “Let’s go to Ireland sometime!”
「母はずっとアイルランドに行きたがってたんだ。でもあるときから行こうって言わなくなった」“My mom used to want to go to Ireland all the time. But one time she completely put off the idea.”
「あるときって?」 “What happened?”
「トラブルがあったとき」 “There were some troubles.”
「トラブル?」 “What’s the troubles?”
「イギリスと北アイルランドの争いだよ」
“There were fights between Britain and Northern Ireland.”
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「普段着の英語」ピックアップ

妖精と言うと、ピーターパンのティンカーベルくらいのイメージしか長年持ってなかった。あえていえばそれに、子供の頃好きだったNHKのテレビ番組「ピノキオ」でイタリア女優のジーナ・ロロブリジータが演じた妖精のイメージだけど。

2年ほど前イギリスで、貴族が昔住んでた館の廃墟に遊びに行った。それ以来、廃墟のはじっこにある小さな家に、絶対妖精が住んでたような気がしたからか、妖精のイメージがなぜかふくらんできた。たぶん、その小さな家がNHKのテレビ番組で妖精が住んでた家にイメージが似てたからだろう。その後家に、ノーベル賞作家W・B・イエイツのアイルランドで語られてきた妖精伝説の本が2冊あることを思い出し、寝る前にちょっとずつ読んでみた。

私は妖精(リトル・ピープル*)はイギリスに住んでると思ってたのだけど、
「イングランドにはずっと昔住んでたけど今は住んでない」
と言うのは、V。

妖精はこの作家の出身地であるアイルランドに住んでるのだ。で、ピーターパンのティンカーベルみたいな妖精だけでなく、年とった妖精や、動物の妖精など、いろいろな種類があることもわかった。一応断ると、「いる」って意味は、そういう伝説が存在するっていう意味。

妖精は悪いこともいっぱいする。たとえば妖精は美男美女が好きで、気に入った美男美女がいるとさらってしまう。(人間界ではこれらの美男美女は死んだことになる)逆に親不孝者など気に入らない人間がいるとひどく怖がらせたりして苦しめる。

わかりやすくいうと妖精は日本の妖怪みたいなものかもしれない。良いことも悪いこともするしティンカーベルみたいな可愛いらしい少女ばかりではない。妖精の専門家じゃないけど、個人的には妖精って「こうしちゃいけない、とかいう観念の薄い、自由な心を持ったもの」という感じがする。あんまり娯楽がなかった時代の人々が、自分の自由な思いを託した創造の産物なのか。

良い人やただきれいな女の子っていうイメージを持ってたときは別に気にならなかったけど、妖精が妖怪みたいな、悪いこともいっぱいするものだと知ってなんだか私は妖精が好きになって興味を持った。まわりを見ると妖精っぽい人間だっていることに気づいた。たとえば、私の勤めている会社の近くのカフェの店主。私はこの人に「妖精の叔母さん」って勝手にあだ名をつけた。

「小さなテラス」の意味のイタリア語の名を持つこのカフェは、マンション開発がさかんな都会のビルの忘れられたようなハザマにある古い小さな一軒家で、看板も表に出してない。でも手の込んだ、毎日違うオリジナル料理とお菓子を出すから、やっぱりちょっと妖精っぽい感じの人々が楽しみにやって来る。営利を目的にしているようにも見えず、部屋の中は何の基準もなくただ彼女と亡くなった彼女の夫が集めた不思議なバラエティに満ちた愛らしい小物にあふれて、そんな凝った料理をお昼の数時間だけ出している。

こないだはイギリスの「トライフル」というお菓子にそっくりなものが出てきたので、ためしにトライフルに似てますね、と声をかけたら、そんなものは妖精の叔母さんはご存知なくて、自分のオリジナルとのこと。夫に確かめたらイギリスのお菓子トライフルは普通スポンジまたはクッキーの上にゼリー、その上にフルーツ、その上に生クリーム、その上にチョコクリームなど。彼女のトライフル似のお菓子はゼリーがないだけ。あとチョコクリームのかわりにキャラメルソースだった。彼女のトライフルは、忘れがたいおいしさだった。


*妖精(フェアリーfairy/リトル・ピープルlittle people/エルフelf)とイギリス
妖精はもっと一般的には英語でフェアリーとかエルフと呼ばれる。
確か、妖精をリトル・ピープルと呼んででたのはW・B・イエイツの本だ。
でもイエイツの「ケルトの薄明」に収められた「幽霊や妖精の性質をゆがめたスコットランド人への苦情」によればスコットランドでもこれが書かれた当時は妖精が信じられてた。
Vのお父さんは、昔両親からエルフの物語をよく聞かされたという。確かに今のイングランドは、妖精が住むには少々騒がしすぎるかもしれない。

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by nanaoyoshino | 2008-01-20 07:31 | SimpleLife/普段着の英語

3 30年も続いてる東京のポエトリー・リーディング

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英国に住んでたとき、”poetry reading”が、城壁で行われると書かれたコピー用紙を図書館の掲示板で発見。「なんだろう?」と思ったけどその城壁のあたりは街中でよく行くのでためしに行ってみた。そしたら10人くらいが自分たちの書いた詩を持ち寄って読むだけという、単純な会だった。ちょっと大学のセミナーみたいな、ただ解説する人が司会者で、先生じゃないから、解説が短くそっけないっていうくらい。でも城壁の門番室(といっても中世の城なのでとっても広い)で行われたので雰囲気は体験したこがない感じだった。

友人が東京でもポエトリー・リーディングやってるよ、という話をしてて、数ヶ月前に、お城ではなく東京のとあるイングリッシュパブに初めて行った。形式は英国で経験したのとほぼ同じ、ただ自分で作詞作曲した音楽を演奏する人や詩じゃなく随筆を読む人、創作でなくお気に入りの詩を読む人もいる。ほとんどが英語圏出身者、英国以外では米国やオーストラリア人だけど日本人もちらほら。東京に住むこのような人々によってもう30年くらいこの会は続いてるらしい。(言葉は英語中心で、日本語もちらほら)。

ポエトリー・リーディングって、日本の句会みたいな感じか。イギリス人はときどき、お気に入りの詩の一部を暗誦してくれる。文学やアートに触れると、あたりまえと思ってたことが実は、誰かにとって都合がいいだけの社会的抑圧だったことに気づいたり、人間の愛の裏側に神秘を感じたり。人生が、うんざりする同じことのくりかえしから、うかがい知れないブラックホールに変わる瞬間。ばら色じゃないとしても、多少は追及しがいのある何かに。

<写真について>
電車を待つ通勤客にただ毎日をやり過ごす、疲れきった顔が多いのはなぜだろう。ふだんは気づかないそんなことが、駅のモニターで映し出されてしまうのはなぜだろう。

「普段着の英語」ピックアップ ○.・.。.・・・‥……━━━━━━━━━
感動した! I’m moved!  
よかった! すてき! (嬉しいこと・行為に出会った場合)How nice!
腹たつ!  I’m angry!
やば!(すごくいや!) How bad!
すごい!(対象が良い悪いに関係なく驚きをあらわす) Amazin
上は全部日常でよく使う感情表現。 Amazing!はとくに便利な表現
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by nanaoyoshino | 2008-01-15 23:30 | SimpleLife/普段着の英語

2 謎の家族

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Simple 単純な 簡単な

似てる言葉について
Basic  基本的な

Basicは日本語の「ベーシック」というときとほぼ同じ意味だけど、Simpleは日本語の「シンプル」とはニュアンスは少し違う。私が知る限り英語圏では、日本でほど肯定的なニュアンスははなく、複雑でない、くらいの感じ。
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「普段着の英語」ピックアップ

日本国内に住む私の家族が年に1~3回しかかけてくないのに、夫の家族は週に1~3回国際電話をかけてくる。夫があたりまえのように受話器を渡すので、毎回夫が30分、私も30分くらいづつ、ただ最近あった出来ごとについておしゃべりする。

夫に初めて会っていらい、最初はあまりの家族仲の良さを、私は素直に信じることができなかった。私の家族は会うたびにお互い無意味に傷つけあってしまう、というふうだったので、こんな家族が存在するとは実際に会ってみるまで想像しなかった。人って結局自分の家族をベースにするしか、他人の家族も考えられないんだろうな。それで10年間夫の家族のアラを探すみたいに疑いの目を失うことなく接していたけど、何の裏も、タネも仕かけも見つからない。もちろん夫の家族にも乗り越えられないトラウマはある。それでも信頼と助け合う誠意は変わらない。

夫と付き合い始めて以来12年間、どんな小さなことでも夫は嘘をついたことがない。夫によると、夫の父母が嘘をついたこともなかったという。もちろん私や夫が相手の嘘に気づかなかっただけかもしれないし、嘘とも本当とも境界のあいまいな言い方ならあったと思う。(気分が少し悪くても「元気だよ」って言うようなこと)

嘘をつかないだけでなく、夫も夫の家族もめったに人を批判しない。シンプルなことは案外と難しいし、嘘をつかないとか人を批判しないとか、そういうことが大切だってどこかでみんな聞いたことがあるだろうけど、私の家族みたいにいつかそんなことが信じられなくなる。

でもあんまり単純すぎて驚くけど、夫の家族がお互いにかけがえのない存在であり続けている理由は、そのへんにあるようにしか思えないのだ。

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by nanaoyoshino | 2008-01-13 23:25 | SimpleLife/普段着の英語

1 夫のご近所友達

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「隣の人ときのう新年を祝って握手した」
昨日夫は隣に住むご夫婦のだんな様の方と通りで会い、新年の挨拶を交わしたらしいです。

夫が夜、ビールを飲みながらにやにやしていました。
「何かあったの」
最初は一人で笑っていたのを恥じるばかりでしたが、すぐ告白してくれました。
「あの犬と友達になれた」

近所の家によくほえる犬がいます。家は通りの角にあるのですが、夫がその家の裏口のある裏道からやって来ると、犬は大通りのあるその家の玄関先にふだん座っているのですが、すぐにも気づいてほえ始めます。夫は苦々しく思っていたようですが、その犬が最近夫にほえなくなったそうです。そして先日、小学生の少女達に可愛がられて大通りからなでられていた時、夫が通りがかったところ、わざわざ家の裏通りの方に駆けてきて夫にすりよってきたらしいです。

近くのゆるやかな坂道で、朝がたよく見かける小柄なおばあちゃんがいます。お顔の細い方で、最近は寒いので毛糸の帽子をかぶって、厚着の上にかっぽうぎでなんとなく立って、近所の人に挨拶したりしています。

ずいぶん前から、夫はこのおばあちゃんのことを気にかけていました。おばあちゃんが住む小さな家に人けがなくなったころなど「どうしたんだろう」「親戚の家に移ったのかな」「家の中がからっぽに見えるけど、住んでるのかな」などと心配していたのですが、しばらくしたら息子らしき人が家の中を大掃除していて、その後おばあちゃんをまた見かけるようになりました。

いつしか夫はこのおばあちゃんと言葉を交わすようになったようです。今日も二人で歩いていたら「おめでとうございます」と深々と頭を下げられましたので、「おめでとうございます」と私もお返しにお辞儀して通り過ぎました。夫は英語で「A Happy New Year!」

どうやらいつもお友達は日本語で話し、夫のほうは英語で話しているようです。

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「普段着の英語」ピックアップ
「昨日あの犬の前通ったけど、あいさつしてくれなかった」 “I passed the dog yesterday but he didn’t pay any attention to me.”
「でもほえなかったんでしょ」 “But it didn’t bark did it? ”
「ほえなかった」 “It didn’t.”
「まえはいつもほえてたじゃない」 “It used to bark all the time.”
「そうだね」 “That’s right!”
「じゃあやっぱり今ではあの犬と友達だってことに、なるんじゃないかな」 “Then it means you’re now his friend.”

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by nanaoyoshino | 2008-01-06 22:04 | SimpleLife/普段着の英語

Simple Life with 「普段着の英語」

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今日から日記つけてみます。
テーマは、夫婦間の日常会話から、「普段着の英語」

今日は出勤でしたが、帰りの電車で思いつき、夫に電話して外食。家の近所のとんかつ屋さんで、奥さんが実家の庭でとれたという柿をくださいました。「イギリスにも柿があるの」と聞かれたのですが、輸入果物としてたまに見るだけだと夫が言いました。

奥さんは以前ウィーンで柿が「KAKI」と日本語のまま呼ばれて売られていたのを見たそう。柿は日本だけのものではとおっしゃいます。でもPerssimonというれっきとした英訳が柿にはあるので、アジアの元英国植民地国で柿があり、英国にもちこまれたのではと私は推測します。ちなみに日本在住の英国人に柿は大変好まれている印象です。

余談ですが、スペイン南端の村の普通のスペイン人のおばあちゃんの家で日本のとんかつと同じものを食べたことがありました。とんかつがいつ日本に来たのか知ってる人いますか。

<写真について>
テーブルの上の野菜ジュースのパック。不思議ななつかしさを感じるパッケージ写真。
撮った場所:東京
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「普段着の英語」ピックアップ
日本で好まれる食べ物の英語訳
Perssimon=柿 Mandoline=みかん とんかつ=Fried Pork

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次回予告!(実は書けそうなことを忘れないうちにメモ)
・夫のご近所友達(犬含む)。
・初詣それと「男はつらいよ」の英訳は? 
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by nanaoyoshino | 2008-01-05 23:51 | SimpleLife/普段着の英語