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27 シベリア鉄道の先 <西ドイツのエマウス-1->

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「今ごろチャンピオンリーグのために、4万人のイギリス人サッカーファンがモスクワに集まってるよ」”40,000 English football fans have been to Moscow for the Champion leag today.”
「何でイギリスの2チームがモスクワまで出かけて試合しなきゃいけないの」 ”Why do the 2 English teams have to play in Moscow?”
「ヨーロッパで戦で、たまたまイギリスの2チームが最終まで残ったんだ」 ”They happened to win the semi-final in the European leag.”
「イギリスのサッカーファンたち、今頃ウォッカ飲んで酔っ払ってるでしょうね」 ”The English football fans must be drunk with their vodka now!”

■たまたま・・・する  happen to ・・・
■酔っ払う be drunk
○.・.。.・・・‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「普段着の英語」ピックアップ

エマウスの家に週末通ってた頃、ヨーロッパのエマウスワークキャンプのことを耳にすることがあった。当時はインターネットもなく、たぶん目録か何でドイツのエマウスの家のことを調べたのだと思う。

旅がしたくて8月に会社をやめて横浜から船に乗り、シベリア鉄道に乗りかえた。1週間お風呂には入れなかったけど、乗り合わせた世界中の旅オタクと毎日がパーティー三昧。でも最初の船が台風で遅れたツケが最後に回ってきて、モスクワに着いたらそれ以降のホテルや交通の予約がすべて無効になってた。おかげでいくつも修羅場を通り、当時混乱と監視の社会に映ったソ連を脱出したときには心の底からほっとした。

ドイツに着いてからも長距離電車から町のトラムに乗り継いだ。地図を見ながらエマウスの家があるらしい場所を歩いたら、あるのはまばらな林だけで、トラムを降りて以来、通行人すら見かけない。木と木の間に小道らしい隙間を見つけて立ってる時、背の恐ろしく高い若い男の人が隙間の奥から出てきた。地図と住所を書いた紙を見せると、促すように林の中のもと来た道へ戻ってった。

暗くて人けもない林の中へ行くことを躊躇したけど、様子を見ながらその人の後に離れて歩いた。すぐに林は広々としてウサギがはね回る校庭のような空間へとぬけた。3階建てのレンガの建物を指し示すと、男の人は林の方へ戻って行った。

後で知ったのだけど、そこはむかし学校だった。建物の真ん中に大きいひさしがあって、その下が正面入り口だった。大きな階段があって、廊下を歩いて誰かいないかなあと思っていたら、廃墟みたいな大きな部屋で無言でペンキ塗りをしてる人たちがいた。脚立の上で、ペンキの飛び散った作業着の青年達が、壁を白く塗っているところだった。

やっぱり後で、林の入り口で会った男の人が、エマウスのワークキャンプに来てた地元のドイツ人だと知った。彼が他のみんなと離れて地下の廃品回収品収納庫の外で一人たたずんてた、少し不器用そうな、ひょろっとした姿を思い出す。一見ぶっきらぼうだったけれど澄んだ目をしてた。

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by nanaoyoshino | 2008-05-22 23:38 | SimpleLife/普段着の英語
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