Lおじさんの庭とごはん<7> 帽子?違います!当時Vはクリスマス、1人で帰省した。 Vが、イギリスに帰るたび日本で買って陶磁器をどこに持ち帰るのやら聞いたこともなかったが、初めておじさんの家に行った時、ああ、ここだったのか、と思った。 Lおじさんのことを私は、いつも台所に立っていて、ティーポットを持ってる人として思い出してしまう。 そのティーポットは、必ず(もちろん夏でも)赤とベージュの、ニット帽のような手編みニットのティーコージーがかぶさってる。(写真上実物) 「どこで買ったの?」って聞いたら、イギリスでよくあるチャリティーショップ(セカンドハンドの雑貨や服を売る、慈善団体の運営する店)だと言う。 もう相当な年数使い続けてるから、紅茶で茶色く汚れてる。 Lおじさんが以前住んでたテラスハウスには、いろんな形をしたティーポットが飾られてた。 (こんな感じ。写真はhttp://www.englishteastore.com/james-sadler-teapots.html から) イギリスのティーポットって、紅茶の国だけあってか、飾りもの?って感じの、家の形とか、変わったものがアンティークなどである。 おじさんの(?先代の?)コレクション、老人ホームに引っ越してから、私とVが買った皿とかも一緒にぜんぶ捨てちゃったのかな、って思ってた。 老人ホームでレーズンビスケットを食べながら、「紅茶のミルク入れでいいのを探してる」っていう話をした。 Lおじさんは、物入れから家の形をしたティーポット、ミルク入れ、ティーカップだったかな、一式というかセットを持ち出して持っていけと言う。 ぜんぶ捨てたわけじゃなかったんだな。でもこれだけの陶器を持ち帰るには、日本はちょっと遠い。とりあえずミルク入れだけもらうことにした。 けれども最近円が強くイギリスポンドが弱いことをいいことに、私はイギリスでモノを買いすぎた。 ミルク入れさえもかばんに入らず、今もミルク入れは、Vの実家の食器棚の中にある。 ミルク入れは、イギリス南部で見た田舎の家に似ている。
by nanaoyoshino
| 2009-10-03 14:21
| 世界の庭とごはん
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