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イケアの「男性預かり所」と、だんながイケアの話すると寝ること

以前、だんながサッカーの話を始めると、
終わらなくなって困ると書いた。

あの頃ベースボール、今フットボール

さっそく

「私は聞くふりもしない」

というコメントを女友達からメールでいただいた。

最近イケアの家具を買ったのだけど、
買いに行く前、
私がどの家具を買うか相談すると、
だんなはいちおう聞こうとはするのだが、
聞くたびにウソのように、
1、2分するとほんとうに寝てしまった。

私が「このベッドはね」とアイパッドを手に持って話しかけると、
椅子に座ったまま、すやすやと寝ている。

さっきまでネットのサッカーの記事を目をらんらんとさせて読んでいたのに。
「ちょっとー。起きてよ!」と
いったんは起こしても、
またイケアの話、家具の話を始めると
まったく自然に眠ってしまう。


ちょうど毎晩そんなことをくり返していた先々週あたりに、この記事を発見。

「IKEAのシドニー店に、「子ども預かり所」から学んだ「男性預かり所」がオープン」


「イケアが男性預かり所を開始」


「子ども預かり所」のかわりに、
いっしょに来ただんなさんや彼氏が、時間をつぶすところらしい。

奥さんや彼女がその間、思う存分
イケアでショッピングを楽しめる、という趣向。

「男性預かり所」では、やっぱり、男性はゲームしたりとか

サッカーのテレビ中継を見るほうがいい、ということらしい。

このサイト、冗談みたいな
こんな記事がときどき載ってるので
「これってジョーク記事だと思う?」と
原文をだんなに見せるが、
じっくり読んだ後、
「ジョークじゃなくってシリアス(本当)だよ、これ」とのこと。

「あんたもイケア行ったらこんなのあったらいいと思う?」
「うんうん」
「サッカーの記事読めるもんね」
「いいなあ、こういうの日本のイケアにもないかな」



だんなさんや彼氏を忘れておいてきぼりにしないよう、
連れの女性はアラームつきタイマーを渡されるらしい。

だんなは、タイマーの部分はいやな顔をした。

家具のほうが自分よりたいせつとは、思いたくないのか。



ここ3週間くらい、毎週だんなとイケアに行き、
やっと決めてきのうとどいたイケアのアームチェア。

だんなは、案外、楽しそうに組み立てていた。

座り心地も満点!



(実は、ウチはイケアのフックや照明、クッションなど組み立てなどは関係ない小物はあちらこちらに使っているが、家具を買うのはこれが初めて。組み立てとかサービスとか、使い心地とか、結構いろいろ驚きがあるので、これからもうすこし書くかも)
# by nanaoyoshino | 2012-07-03 02:14 | チェック!

フェイスブック。日本と欧米の使われ方

フェイスブック初心者なので推測ですが。

メールが導入された18年くらい前、(その前はメールなんてなかった)アメリカ人の友達から、気に入った冗談を集めたURLがbccでしょっちゅう転送されてきた。

英語で冗談なんて、いまだにわかるわけない。(笑いのツボって、相当ローカルなんだな)

こんなん、しょっちゅう送ってくるなよー、って思った。

近頃はイギリス人の友達は、笑えるYou Tube動画のリンクだけ貼って「見てー」と、一言二言だけ添えてときどきメールしてくる。

動画なら、動作のこっけいさとかなら世界共通に笑える。

メールに変わってそういう情報が、欧米ではフェイスブックでひんぱんに転送されている気がする。

いっぽう日本では食べものの紹介とか、ミクシィやブログでやってた情報伝達が今、フェイスブックでされている。

ミクシィとフェイスブックの違いとは関係なくて、日本人にとって食べ物と欧米人にとっての食べ物は、なんか意識のうえでしめる部分が違う、と言ったらいいか。


たとえば、あっちの大学で論文を書くとき、引用は必須。

引用というのはただの引用ではなくて参照でもある。

自分が考えることと似たようなことは、絶対に過去に、誰かがすでに考えている。(千年前に書かれたものかもしれなくても。そのために文字がある)

過去の人が考えたのと同じことを自分が考えたことのように言うのは間違いなので、過去の人がこう考えたけど自分はこう考えるということまで述べるのが正しいとされている。

誰かの言ったことを引用する、(ネットの世界では「転送」にあたる)ということが、日本人にとってと欧米人にとって、やっぱりなんか意識のうえでしめる部分が違う、と言ったらいいか。それは冗談というユーモアのセンスについても同じなんだけど。

だから気に入った情報をただただ「転送」するということが、今はフェイスブックでされている、もしかしたら最初からそういうことが主な使われ方だったのかもしれない。(ような気がする)



# by nanaoyoshino | 2012-06-27 11:17 | チェック!

ミクシィとフェイスブックはどう違う?

フェイスブック。
「ヒマなうちに使い始めよう」と思った。

次から次へと友達から友達へブラウズ。
「みんなどう使ってるのかなー」って。


フェイスブックの世界では、日本人もミクシィより国際的!!

ガイジンの友達がいる日本人の友達のフェイスブックをブラウズすれば、そのガイジンの友達は名前がガイジンで苗字が日本人の友達(ハーフ?海外に移住した日本人?)。

中国語やハングルは読めないので、日本人の友達の友達のアメリカ人からクリックしたらいつしかヨーロッパ人のページになっていた。

あれでも、フェイスブックでも案外、それ以上に情報公開してない人が多い。

30分くらいの間に30人弱ほどしか見ていないけれど、ミクシィよりもフェイスブックのほうがオープンかと思いきや、そうでもない。情報公開を友人に限って友人間のコミュニケーションに使用しているようす。

なんだ、実名原則以外、ミクシィと変わらない使い方なんじゃん。

日本人の友達のほうが情報公開をしてオープンな人が多い印象も。

フェイスブックの用語は、
「ニュースフィード」「ウォール」「タイムライン」とみんな、カタカナにしただけの英語なのに、「いいね!」だけ「ライク!」にしなかった。

でもミクシィとの大きな違いも、この「いいね!ボタンのような気がする。

押すだけで共感を伝えるツール。

とはいえミクシィが「タイムライン」だとか「いいね!」とか、最近はフェイスブックの用語を取り入れていてた。

同じにしたら存在価値がなくならないか?





両者のくわしい違いについては、以下の説明がわかりやすいと思いました。
Facebookとmixiの違いは? もう一度おさらいしてみる
# by nanaoyoshino | 2012-06-25 01:32 | チェック!

ラブドール

ラブドール_e0144237_2414938.jpg



息していないな、って
7番目の写真*(この写真)で思う。

*ウェブギャラリー写真集
(もし飛ばなかったらURLコピーで。http://wired.jp/2012/06/13/laurie-simmons-lena-dunham-girls/)

であ、そういや、自分は生きている、
息してるってあらためて思い出す。

なのにこの写真の娘の何も見ていない瞳は、
生きている人の言葉以上にじょうぜつで悲しげ。



私も子供の頃から人形が好きで、
人形に人格を見て話しかけてしまう。

こういう性癖を「ネクロフィリア」*と言って、
死体愛好者と同じ呼び方をされることを、子どもじぶんに知ったときは
ショックだった。

人形と死体は自分にとって、まったく別個のものだったから。


死体と人形に関する記事。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2839589/8047957

*(性的嗜好に限らない広義で)人形や死体に話しかけるといった倒錯的行為
# by nanaoyoshino | 2012-06-19 19:56 | チェック!

イギリスの暮らしぶりとデンマーク

イギリスの暮らしぶりとデンマーク_e0144237_2371188.jpg


イギリスに留学で来た15年前、
歩いている人たちのみなりがみずぼらしかった。

週末は若い夫婦連れが大勢街に買い物に来ており
20代と思われる母親は髪はボサボサ、
擦り切れたブラウス、
乳飲み子がいるのにタバコでだみ声と
荒れた感じ。

ところが大学に一歩はいると
男女ともモデルか?というくらい
カジュアルなのにかっこいい雰囲気の、
美男美女が隣にいて。

ああ、容貌ではなくて一定の資産があって、
ファッションにお金と時間をかけられるかどうか
の違いなのね!と思ったのを思い出した。
(当時は大学に入る人は一握りだった)

イギリスの労働者階級の暮らしぶりについては、
Vのおじさんから聞く昔は
公害で汚れた街と空気、長時間労働で
生活はきりつめてもぎりぎりだった。

たとえば私がホームステイしたことのある2つの家はどちらも、
とても小さく家具は悲しいほど安物で、
かつて訪れる前イメージした豊かなヨーロッパとは対照的だった。
もっとも驚いたのは、私は彼らにとって
たんに都合のいい収入源でしかないとわかったこと。

ただもちろん経済だから景気に左右されて、
いつでも同じ印象というわけではない。
たとえば数年前の金融ミニバブルのときは一瞬、豊かだったけど、
その前後の不況時は当時の日本より豊かではない。

数年前、北欧に行った時、北欧=モダンデザインということばかり雑誌で紹介されて、なにやらすごいかっこいい人や家ばかりかと思っていた。

日本にいると税金は高いけどゆりかごから墓場までの「福祉国家」
みたいなことだけ聞くけれど、行って見た印象はかなり違った。
(確かにモダンでハイレベルなインテリアデザインがあちこちにあったけど)

北欧って言えば金髪で背の高い美男美女という偏見も持っていた。
けれど、最初コペンハーゲンに着いて目抜き通りらしいところをぶらぶら歩いて、誰もそういう人を見かけなかった。

金髪で背が高い人は多いけど、半数以上じゃないし美人でもない。

そういう偏見は、以前南欧を旅行して電車で同じコンパートメントだった旅びとが、北欧から来たグループで長い金髪で背が高かったことから来た。

でもその後コペンハーゲンの空港で乗り継ぎで長時間ぶらぶらしていたら、空港のデンマーク人らしき人々がそろって美男美女だったので、これは容貌ではなくてやっぱり資産の違いでは?という気がしてきた。背だとか髪の色はさまざまだったけど、美醜の差も装いにかけたお金や関心の違いが大きいのだと思う。

デンマークは発展途上国ではないが、一般的に発展途上国では飛行機に乗ってるのはお金持ちだ。

そういえばコペンハーゲンでワーカーズ・ミュジアムというところに行った。

労働組合本部の建物を利用して、デンマークの労働者階級の生活や仕事、歴史を再現した博物館。

Vが言うには、イギリスの労働者階級の家や暮らしぶりと寸分違わない感じ、だそう。
# by nanaoyoshino | 2012-06-15 20:26 | hundreds of days off