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料理はいっしょに

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なんで餃子作るの好きなの? Why do you like cooking gyoza?
いっしょにやるからさ。 Because we do it together.
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「普段着の英語」ピックアップ

餃子って、会社員だった頃は作ったことなかった。餃子だけじゃなく、ハンバーグとかお好み焼きとか混ぜたりこねたりするのは外食って決めてた。なんか手が汚れそうでめんどくさそうだったから。

でも最近はお金がなくて時間があるので、外食は以前よりうんと減らして、まぜものも実は楽しそうだし、Vも動員して2人協力して作る。実はVもヒマ人だし。

餃子はあの皮に、切って混ぜた野菜や肉をつめる過程が一番好き。単純作業だけど、少しずつ詰めなくちゃいけなくって。

薄くて粉のついた半透明の皮に、折り紙みたいに最後真ん中できっちり半分に折って、プリーツをつける。私は、野菜から出た汁を内側の端っこに伸ばして、封筒の口を糊付けする感じでぴたりとくっつける。

プリーツをつけるのは、Vが冬にやる”tuck”みたい。初め”tuck”するって何を言ってるのかと思ったけど日本語だと家庭科の授業で立体にする部分(女性用ブラウスの脇とか)に「タックをつける」っていう、アレ。タックって折り込むことだったんだね。

冬の寒い時期、イギリス人って、ふとんや毛布を自分の体の下にまでたくし込んで、熱が逃げないようにして寝るんだろうな。Vは冬、それを自分でして、私にして、それから寝る。あんまりきっちり折り込むからミイラにされたみたいで、動けなくなるほど。

餃子の皮のプリーツはその”tuck”をつけるのを似ている。

折り紙、封筒、”tuck”=プリーツづけ。

その手作業のひとつひとつの、大切なものを丁寧に包む感じがいい。
by nanaoyoshino | 2010-06-11 02:21 | SimpleLife/普段着の英語
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